知っておきたい日本史のベストカップル(3) 平重衡と輔子
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世界中のすべての方が幸せにありますように!
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2010年 平成22年
7.21(水)
知っておきたい日本史のベストカップル(3)
平重衡と輔子
姫野です。
今日も東京は夏の日差しの照りつける暑い一日でした。
ど~も、いかがおすごしですか。
今日は会社は休みで、池袋のジムに行ってひと汗流したあと
「何か食事でも…暑いし何にしようか?」と思っていて、最近
できた池袋駅西口のエチカのビルのレストラン街の案内広告を
見ていたら6Fにベトナムフォーのお店があったので、そうだ
「フォー」というのを僕はまだいただいたことがない。
「フォーとやらを食べて九郎判官義経」(どこの人間じゃ)
とエスカレーターで6Fのお店に行きました。
時間は4時少し前でお客さんは僕一人です。海鮮フォーセット
(1150円)をお願いしました。
いただいていると、きれいなアオザイを着た、お店の若いかわ
いい女の子が、僕をみてにっこりします。僕もつられてにっこ
りしました。
僕が「フォ~、こんな味か」と思いつつフォーをいただいて
いるのがきっとおかしかったのでしょう。
僕は日本人だろうと思っていたのですが、ホーチミン市から
去年の11月に日本に来て、今日本語を習っているとのことで
す。その後日本の大学に行きたいとのこと。
「日本はどうですか?」と尋ねると
「う~ん、現代的だけど、今ひとりで住んでいるので淋しい」
とたどたどしくおっしゃいました。
若いうちにいろんな世界をみておくこともよい経験だろうと
感じました。
僕のフォーの感想は「味は悪くない、でもフォーだけだと8
50円の値段では、このお店はラーメン・うどん・そばに負け
てしまうだろう」と感じました。(笑)
さて
僕の好きなカップル。平重衡と輔子についての話の続きです。
知っておきたい日本史のベストカップル(3)
平 重衡(しげひら)と輔子(すけこ)
<夜の宴と千手の前>
頼朝・政子とも重衡に好意を持ちます。そして慰みにと政子
の女房「千手」を夜の宴に送ります。千手の酌と今様に重衡も
しだいにくつろぎ、工藤祐経が鼓を打ち、千手が琵琶を弾き、
重衡も横笛を披露しました。
そして、興にのって謡も披露し聞く者たちもその上手さに感嘆
しました。頼朝は後でそのことを聞き、「重衡の心情をはばかっ
て行かなかったが、遠慮せずに自分も同席すればよかった」と
悔しがったとのことです。
東国の鎌倉武士には、京の都の文化へのあこがれもあったの
です。
この席に遣わされた女官の千手は、その後短い間ですが捕虜
の身の重衡に仕え身の回りの世話をします。重衡にとても好意
をいだいたと伝えられています。
重衡が奈良に送られ木津川河畔で斬首された後の3年後に病
で死亡します。
亡き重衡を慕い恋うる気持ちが積み重なり病になったのだろ
うと人は噂しました。千手享年24歳。
<重衡鎌倉から奈良へ>
重衡が捕囚された一の谷の合戦後、屋島そして壇ノ浦にて平家
は最期を迎えました。これにより平家との戦いも一段落します。
それで頼朝も奈良興福寺の勢力の再三にわたる要望を拒むこ
とができなくなります。奈良の勢力は「重衡を何としても奈良
によこせ。奈良にて処罰したい」との強い要求をしていたので
す。
1185年6月に南都の大衆に引き渡されるために鎌倉を
去ります。
<重衡ついに妻輔子と逢う>
奈良への途中罪人なので京都の街には入れません。山科を経
て奈良に向かいます。
輔子は前にも申しましたが、安徳天皇の乳母を務め、壇ノ浦
にて海に飛び込もうとしましたが果たせず捕らわれてしまいま
す。壇ノ浦の平家方の捕虜は京都に送られます。男はほぼ全員
死ぬことになりますが、女性はここで全員解放されました。
そこで、重衡奈良護送の当時輔子は山科の日野の姉のもとへ
身を寄せていました。
(平家物語下巻第十二)
平家物語はここの場面をこう書いています。
日野の近くを通るとき、重衡卿が傍らの武者にこう願います。
「貴方たちの情け深い心遣いをば、誠に有り難く思っている。私に
は子も無く、最早この世に思い残すことも無い。ただ、私の妻が、
この近くの日野に住むと聞く。一目逢って、後生の事等も言い置
かんと思う。今一度、情けを給われぬか」
護送の武士も岩石ならぬ人の子です。
「奥方に逢うのに、何で遠慮ためらいが有りましょうや。早々に」
とて、これを許しました。
一行は典侍局(すけのつぼね){輔子は大納言典侍(だいなごんの
すけ)と呼ばれていました}がいる邸に到着し
「ここに大納言典侍の局がいらっしゃいますか。本三位の中将殿
(重衡のこと)が奈良へおいでになる道すがら、お会いに参上な
さいました」
輔子はその声をきくと嬉しさのあまり
「いづらや いづら」
と御簾の近くまで走り出てきます。そこには、藍摺の直垂に烏帽子
姿の、色黒き痩せた男が立っておりました。
「いかにやいかに、夢かやうつつか。これへ入らせ給へ」
そう申すのがやっとにて、後は目も眩み、ただ涙にむせぶばかり
です。
妻の声を耳にし、重衡も返事よりも先に涙があふれます。御簾を
上げて肩にかつぎ、妻と1年ぶりの再会を果たします。輔子も涙が
落ちるばかりで言葉が出てきません。
ややあって重衡が語ります。
さて、この場面であなたが重衡なら何と言うでしょう。
またあなたが輔子ならどうするでしょう。
つづく…
ありがとうございます。
今日もご無事で過ごせますように!
ではでは、
あなたに感謝します!
今日も笑顔でニコッとね!
(お知らせ)
「お茶のみ話相談」の部屋。気が向いたときはどうぞ。
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P2334219
(健康のために)
意識して一日数回は深呼吸しましょう!
そして歯も大切にしましょうね!
気付いていますか
昨日も今日も明日もそして今この瞬間も
幸せはあなたに降りそそいでいます
愛以外、あなたを最終的に満足させられるものは
何もありません
これからも地球がやさしい愛でつつまれますように!
この宇宙のすべてに
深い感謝と祝福をささげつつ
あなたにたくさんの幸せが訪れますように!
この美しい宇宙のすべてが
あなた自身の姿なのです
幸せについての話が得意です。
何かのときにはお声をかけて下さい。
「スピリチュアルな幸せの専門家」
姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)
メールアドレス:ANA38655@nifty.com
あなたの意識が世界を創ります
あなたが幸せに生きることは
世界を幸せにします
今日もすべてに感謝します
ありがとうございます
愛を込めて!
姫野 修一郎
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